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人造大理石にリサイクルチップを混ぜた新商品があると聞いたのですが?
アクリル系人造大理石メーカーとして知られるHI-MACS® -ハイマックス-から、2023年4月に環境にやさしい製品としてアメリカのSCS認証を取得している〝VOLCANICS -ボルケニクス-〟という新シリーズが登場しました。
この新シリーズは、大きいチップを使用することで天然花崗岩のようなエレガントな印象を生み出し、プレミアムな品質を実現しているのですが、大きな特色は最低14%〜16%のリサイクルチップを含んでいる点です。
これらのリサイクルチップは、人工大理石の製造過程で発生する端材や廃材を再利用したもので、環境分野におけるサステナビリティ(「人間・社会・地球環境」の持続可能な発展)を意識した製品です。
リサイクルチップの使用は、再生可能で持続可能な素材への関心が高まる現代において、人造大理石の分野でも新たな需要を生み出す動きとなっています。
人工大理石は、天然石に比べて資源の消費量が少なく、輸送コストも低いため、エコロジーな素材と言えます。しかし、その中でもさらに環境負荷を低減させるために、リサイクルチップを使用することで廃棄物の削減や二酸化炭素の排出量の抑制に貢献しています。
また、人工大理石にリサイクルチップを入れることによるメリットは、見た目や機能性にも現れています。
VOLCANICS -ボルケニクス-は、リサイクルチップがランダムに散りばめられたデザインが特徴で、天然花崗岩のような自然な風合いや深みを表現しています。
そして、リサイクルチップは耐久性や耐熱性を高める効果もあります。さらに、シームレスな接合や曲げ加工が可能であるため、様々な形やサイズに対応できます。
以上のように、VOLCANICS -ボルケニクス-は、環境に優しく、美しく、機能的な人工大理石に仕上がっているようです。
建材業界にも、サステナビリティが重視される時代が到来しています。ダイワ建材としては、この重要な変化に対応し、業界のトレンドに合わせて進化していくことが求められています。今後もこうした情報にキャッチアップをしながら、情報を提供していきたいと思います。
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