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人工大理石製のカウンターに穴をあけたいです。
キッチンカウンターの素材やDIYに関する質問に勝手に答えるブログ
今回のお悩み
人工大理石製のカウンターに水栓を取り付けるための穴をあけたいです。穴をあけるにあたっての注意事項を教えてください。
それではご質問にお答えしていきたいと思います。
人工大理石はその素材によって加工の方法が異なっています。
アクリル系人工大理石:ハイマックス、コーリアン、スタロン
アクリル系人工大理石は人工大理石のなかでは柔らかい素材なため、丸鋸またはジグソーなどでカットすることができます。刃は一般的な木工用でもカットできますが、木工及びプラスチックに対応したものがおすすめです。
今回ご質問いただいたカウンターへ穴を開ける場合は、電動ドリルや充電ドライバーと適切な大きさのホールソーがあれば穴を開けることができます。
ドリルの速度を適切に設定し(低速で開始し、必要に応じて調整)、人工大理石材料を安定させて動かないようにします。ドリルを垂直に保ちながら、ゆっくりと穴を開けていきます。穴を開ける作業はゆっくり行うようにしてください。早く行うと、材料が割れたり、熱で損傷したりする可能性があります。
クオーツストーン:シーザーストーン、サイルストーン、フィオレストーン
粉砕したクオーツを結合して作られたクオーツストーンは、非常に硬度が高いため、一般的に販売されている丸鋸やドリルの刃では、カットしたり穴を開けたりすることはできません。
非常に硬度が高く、カットする際には熱が出るため、水を使って冷やしながら加工する湿式の設備などが必要です。専門的な技術・ノウハウと、機材が必要になりますので実績のある弊社にお問い合わせください。
左:テーブルソーによるカット
右:ウォータージェットによる加工


素材によって異なる加工の難易度
シーザーストーン、サイルストーン、フィオレストーンといったクオーツストーンなど硬度が高いほど加工の難易度があがります。
素材による加工の難易度は以下のとおりです。
木 → アクリル系人工大理石 → ステレンス → クオーツストーン
この順番は、耐久性の低い順番でもあり、クオーツストーンはやはり硬いだけ耐久性が高い素材です。
今回のご質問ではどんな材質の人工大理石に穴をあけようとされているのかがわからなかったため、幅広い回答となってしまいましたが、ダイワ建材では幅広く人工大理石と加工を承っております。
ご希望のキッチン、カウンターにあった素材をご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。
WEBショップをオープンしました
扱いが難しい素材とされるシーザーストーン(クオーツストーン)をサイズオーダーできるウェブショップをOPENしました。
現場の状況に合わせたカウンターサイズでご自由にご発注いただけるウェブショップになっていますので、ぜひご活用ください。

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