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素材で変わる!人工大理石・人造大理石・セラミックストーンの違いと選び方
カウンターの素材選びは、デザイン性だけでなく、日々の使い心地や空間との相性も大切
人工大理石と人造大理石の違いって?」「セラミックストーンって何がいいの?」そんなご質問をよくいただきます。
今回は、キッチン・洗面などで使われるカウンター素材について、それぞれの特長をわかりやすくまとめました。今回は、ダイワ建材でご相談の多い3つの素材である人工大理石・人造大理石(クオーツ系)・セラミックストーンについて、それぞれの特長をわかりやすくまとめました。
素材ごとの特徴
人工大理石
柔らかい印象で、空間に自然になじみます。比較的加工の自由度も高く、豊富なカラーバリエーションが魅力です。
人造大理石(クオーツ)
表面が硬く、石材らしい質感と高級感があります。空間に重厚さを加えたい方におすすめです。
セラミックストーン
焼き物らしい落ち着いた雰囲気。表面の仕上げもさまざまで、空間演出の幅が広がります。
※いずれも素材によって細かな仕様や質感の違いがございます。
そのため実際の仕上がりや使い勝手については、カタログや実物サンプルを見てご検討いただくことをおすすめしています。
素材の取り扱いについて
どの素材も耐久性に配慮されていますが、 カウンターを長く美しくお使いいただくためには、以下のような日常の配慮が有効です。
・高温の鍋やフライパンは、鍋敷きを使用していただくと安心です。
・包丁などの刃物をご使用の際は、まな板をご利用ください。
これは人工大理石・クオーツストーン・セラミックのすべてに共通したご案内です。
「どれが一番強いか」というよりは、正しく使うことで長く快適にお使いいただけると私たちは考えています。
素材の選定について
一概に「〇〇におすすめ」と断言はできません。
お客様のご要望や空間に求めるイメージによって選ばれる素材は異なります。
・デザイン性(カラーの豊富さ)・加工のしやすさを重視する → 人工大理石
・上質で落ち着いた空間をつくりたい → 人造大理石(クオーツ系)/セラミックストーン
それぞれの素材に魅力がありますので、 「これが正解」というよりも、「これが心地いい」と感じていただけるものをお選びください。
まとめ
素材によって、カウンターの印象や使い勝手は大きく変わります。どの素材がベストかは、使用目的や設置環境によって異なります。
今回の比較を参考に、最適な素材をお選びいただければ幸いです。
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